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「知の新書セミナー」第3回

価格:1,500円(税込)

【概要】
「知の新書セミナー」第3回

内容・概要

「日本の『文学』概念再び― 日本文芸史の再編に向けて」

 近代以前、「文学」は漢詩文を意味し、和歌も物語も「文学」と呼ばれた②とは一度もなかった。「日本文学」は、西洋近代の”literature”を借りて明治期につくられた新概念で、しかも、漢文を入れるか、どうか、宗教をふくむ日本的「人文学」か、感情表現主体の「美文学(純文学)」か、四つの選択肢の前で逡巡したまま、今日でも覚束ない。
 さらには「歴史物語」「軍記物語」「日記文学」「説話文学」「随筆文学」など次つぎに新しい下位概念がつくられ、西洋近代が生んだ「私小説」が日本の古代からの伝統とされたり、表現形態のちがう『枕草子』『方丈記』『 徒然草』が「日本の三大随筆」と横並びにされたり、混乱の極みに置かれたまま1世紀近く経とうとしている。
 近代以前から日本語に、少なくとも、漢文書き下し体、和文体、和漢混交文体、口語体の四つの様式を流通させてきた②と自体、国際的に稀な事態で、その中で育まれてきた諸ジャンルとの関係を改めて問いなおす②とから日本文芸史の再編ははじまる。

■講師:鈴木貞美

1947 年生まれ。東京大学文学部仏文科卒。 国際日本文化研究センター及び総合研究大学院大学名誉教授。早くから日本文芸史の再編と取り組み、近現代出版史研究に携わる。
学際的な視野に立つ文理に跨る各種の国際的共同研究を開発。日本の「文学」をはじめ、「歴史」「生命」「自然」等、基礎概念の編制史研究を開拓し、深化に努めている。

■開催要項

講師:鈴木貞美
聞き手=明石健五(週刊読書人編集長)・山本哲士
日時:2024年6月8日(土)14時~16時予定
(開催の都合により変わることがありますのであらかじめご了承ください)
会場:読書人隣り(千代田区神田神保町1-3-5 冨山房ビル6階)
参加費:<事前>1500円 <当日>2000円


■注意事項

・講師の都合で、緊急の日程変更がある可能性もあります。

【来場参加の方へ】
・チケットご購入後、入金完了メールがお送りいたします。当日会場に直接お越しいただき、ご入場時に受付でお名前をお伝えください。
・来場参加→オンライン配信の切り替えは講義前日までなら可能ですので、変更ご希望の場合はメールでお問い合わせください。

【オンライン配信参加の方へ】
・オンライン受講の場合は原則、質問等はお受けできません。
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・チケットご購入後、イベント前日に配信用URLをご登録のメールアドレスに送付させていただきます。メーラーの受信箱をご確認ください。
・配信URLはご購入者様のみのプライベートリンクですので、拡散や複製はお控えください。
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