日本文学の近代と反近代

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時代の背景を特徴的に示す挿話で綴った巧みな近代文学史ともいうべき「近代文学の諸相」を中心に,明治以来の作家たちの主調低音となった〈反近代〉の精神の系譜を鋭利に探ってみせた諸篇を収める. UP選書105
 目次
近代文学の諸相――谷崎潤一郎を視点として――
 *
日本の近代化と文学
反近代の系譜
漱石の反近代
詩的近代の成立――光太郎と茂吉――
 *
白樺派の青春
芥川龍之介の死とその時代
 *
私小説の動向
 あとがき
著者 三好行雄
出版元 東京大学出版会
頁数 270頁
発行日 1972-10-01

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