漱石と落語

漱石の全ての思想の土台となった「江戸っ子気質」や、その文体、写生文、低徊趣味、庶民性などに与えた「落語」の多大なる影響を考察しつつ、漱石文学が幅広い読者層に親しまれる国民文学となり得た秘密を解明する新しい漱石論。
著者 水川隆夫
出版元 彩流社
頁数 209頁
発行日 1986

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