ポスト形而上学の思想

〔ポイエーシス叢書〕現代の思想状況全般にコミットする巨人哲学者の果敢な論集であり、オースチン、サールらの言語行為論をつうじて〈形而上学以後〉の広大な問題圏を構成する仮借なきポレミーク。
目次
まえがき
第一部形而上学への回帰か
一近代の地平の移動
二カント以後の形而上学
三形而上学以後の思考のモティーフ
第二部語用論的転回
四行為・発話行為・言語に媒介された相互行為・生活世界
五意味理論の批判によせて
六ジョン・サール著『意味・コミュニケーション・表象』の論評
第三部形而上学と理性批判のあいだ
七多数の声部をもった理性の統一
八社会化による個性化──ジョージ・ハーバード・ミードの主体性理論
九哲学と科学は文学か
附録
一〇形而上学への回帰か──一括書評
論文の発表箇所一覧
訳者あとがき
索引
著者 ユルゲン・ハーバーマス
出版元 未来社
頁数 360頁
発行日 1990
ISBN13 9784624932039
ISBN10 462493203X

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