柳田国男讃歌への疑念

近代日本の「知」と「修養」への問いかけ。日本の民俗学の創始者はどのような国民・国家像を描き、民衆の生活に何を求めたのか?日本的近代知の眼を持つ柳田国男の人と学問、その政治性を再検討、功罪を明らかにするとともに、日本的近代知と相対し、その超克に生きた宮沢賢治、清沢満之、蓮沼門三らの足跡をたどる。
著者 綱澤満昭
出版元 風媒社
頁数 279頁
発行日 1998-04

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