小泉八雲と早稲田大学

東京専門学校から「早稲田大学」へと改称したワセダは、教授陣を充実し大学発展をはかるべく、坪内逍遙や高田早苗らの尽力により、東大解雇まもない八雲を招聘、学生数も一気に増加した。八雲の早稲田時代は、その急逝のため半年余に終わったものの、重要な意味をもつ。本書は、八雲と早稲田との知られざる関係を、大学に残る公文書や多くの資料を渉猟しながら実証的に明らかにした労作。
著者 関田かをる
出版元 恒文社
頁数 280頁
発行日 1999-05-20

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