世界という実験
自明でなく、未だ完結せず、希望と没落双方の可能性を孕む世界過程こそ概念の生まれる場であり、ユートピアに向け人間の実践はカテゴリーによって導かれる。宇宙論と微視学の両視点を交錯させ、カテゴリーの形成を論じたブロッホ哲学の総決算、これよりまた哲学が始まる。ブロッホ哲学の到達点/新たな出発点。
著者 | エルンスト・ブロッホ |
出版元 | 法政大学出版局 |
頁数 | 382頁 |
発行日 | 1999-11 |
ISBN13 | 9784588006418 |
ISBN10 | 458800641X |