青柳瑞穂の生涯

「おそらく祖父にとっては、楽譜も原書も骨董も、読み解くべき美の秘密を有したテキストという意味では変わりがなかったにちがいない。フランス文学の翻訳と紹介、骨董蒐集と鑑賞、随筆、詩...。青柳瑞穂の仕事は多岐にわたっているようにみえるが、実は、どの分野でも同じ作業を行っていたような気がする。」―ピアニストで文筆家の著者が、祖父瑞穂の複雑な生の機微を描く傑作評伝。第49回日本エッセイスト・クラブ賞受賞作。
著者 青柳いづみこ
出版元 平凡社
頁数 397頁
発行日 2006-11
ISBN13 9784582765946
ISBN10 4582765947

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