ガダマーの世界

主著『真理と方法』の刊行以来、ガダマーの哲学的解釈学は、社会科学、文学芸術批評、神学、法律学など幅広い分野で議論の的となってきた。本書は、ハーバーマス、ハーシュ、ローティといった思想家たちが、いかにガダマーを批判しあるいは受容してきたかということに格別の関心を払いながら、ガダマーをめぐる一連の議論を再構成することで、その思想の可能性と限界を浮き彫りにしていく。“対話”を重視するガダマー解釈学の醍醐味が伝わる、格好の手引書。
著者 ジョージア・ウォーンキー
出版元 紀伊國屋書店
頁数 350頁
発行日 2000-10
ISBN13 9784314008808
ISBN10 4314008806

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