相対主義の極北
古代ギリシャ以来の哲学的難問・相対主義。相対主義を純化し蒸発させたとき、そこに何が現われるのか。ルイス・キャロルのパラドクスやマクタガートの時間論、デイヴィドソンの概念枠批判やクオリア問題など、近年の論争的なテーマを旅しつつ、「私たち」をめぐる存在論と、無のさらに奥にひそむ特殊な「なさ」を考察する非在論。
| 著者 | 入不二基義 |
| 出版元 | 春秋社 |
| 頁数 | 272頁 |
| 発行日 | 2001 |
| ISBN13 | 9784393329030 |
| ISBN10 | 4393329031 |
