梯の立つ都市 冥府と永遠の花
7年前に内臓の悪性腫瘍を摘出した作家の「私」は、駅のホームを照らしだす異様に透明な光を手術前夜に見て確信する。生きていてよかったと―死と隣り合う生の根源的な輝きを鋭利に描く短編集。
著者 | 日野啓三 |
出版元 | 集英社 |
頁数 | 188頁 |
発行日 | 2001-05 |
ISBN13 | 9784087745351 |
ISBN10 | 408774535X |