シェイクスピアとイギリス民衆演劇の成立

遅咲きのイギリス・ルネサンスを飾った、シェイクスピアを頂点とする民衆演劇。その誕生を齎したものは何だったのか。アマチュアの余興にすぎなかった中世の演劇が、宗教改革の嵐を経て、プロの劇として独り立ちを果たし、やがてシェイクスピアの作品世界に結晶していく。そのさまを、近代初期の「虚」と「実」の鬩ぎ合いの下で詳細かつ多面的に跡づけた、画期的なイギリス・ルネサンス演劇論集成。
著者 玉泉八州男
出版元 研究社
頁数 477頁
発行日 2004-03
ISBN13 9784327472054
ISBN10 4327472050

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