横光利一と小説の論理
横光の敗戦体験の意味と文学的活動の帰着点を総括した野心作。
大正末から戦後期という極めて困難な時代に営まれた横光の文学・文化全活動にわたる作品群・評論類をトータルで取り上げ、その優れた現代性を照射。特に隣接諸科学を含む理論的・実証的観点から検討することで、最終的にその文学活動が辿りついた倫理的な課題について究明した新研究。
大正末から戦後期という極めて困難な時代に営まれた横光の文学・文化全活動にわたる作品群・評論類をトータルで取り上げ、その優れた現代性を照射。特に隣接諸科学を含む理論的・実証的観点から検討することで、最終的にその文学活動が辿りついた倫理的な課題について究明した新研究。
著者 | 山本亮介 |
出版元 | 笠間書院 |
頁数 | 470頁 |
発行日 | 2008-03 |