
国家を歌うのは誰か?
「国民国家の崩壊が始まったのは、国民の自決権(民族自決権)が全ヨーロッパで承認され、国民の意思があらゆる法的・抽象的制度―つまり国家―にまさることが普遍的に受け入れられたときです。いわば国民は、国家よりもまさっていたのです」(G・スピヴァク)。今日もっとも刺激的な二人の思想家が、新しい政治共同体の可能性を語りあう。
著者 | ガヤトリ・スピヴァク |
出版元 | 岩波書店 |
頁数 | 107頁 |
発行日 | 2008-05-28 |
ISBN13 | 9784000228855 |
ISBN10 | 4000228854 |