牧水の心を旅する
旅と酒の歌人として人気の高い若山牧水の実像は、意外に知られていない。「あくがれ」をキーワードに、牧水の心の二面性、おかしみ、文学的出発、白秋との比較、「内的生活の記録」を歌った『別離』の構成の検証、誰がどう牧水を読んだか、「いのち」はどう歌われたかなど、牧水の心の奥を多方面から読み解き、人間的魅力をもった新しい牧水像を探る。
著者 | 伊藤一彦 |
出版元 | 角川学芸出版 |
頁数 | 249頁 |
発行日 | 2008-10 |
ISBN13 | 9784046212689 |
ISBN10 | 4046212683 |