よみがえる芥川龍之介

芥川龍之介とは、どのような人だったのか。芥川の生きた時代は、民主的な大正デモクラシーの風潮から昭和史に深い影をおとす戦争への道のりにあった。日本の歴史認識が問われる今日、この時代に生きた作家の時代観を読み解き、厭世的で芸術至上主義者という芥川神話を打ち破り、あらたな“読み”を提示する。
著者 関口安義
出版元 日本放送出版協会
頁数 329頁
発行日 2006-06
ISBN13 9784140842072
ISBN10 4140842075

関連記事