白の民俗学へ
全国の、特に東日本の被差別部落に多く分布する白山神社。その謎に包まれた白山信仰の実態を追って、ハクサンからシラヤマへ、死と再生の儀礼の根源へ向かって、探求の手はとどまるところがない。柳田、折口に始まる民俗学の叡智を結集して、その神秘の空白部分に迫る、スリリングな書き下ろし。
著者 | 前田速夫 |
出版元 | 河出書房新社 |
頁数 | 286頁 |
発行日 | 2006-07 |