ドストエフスキイの遺産
「死の家」(=監獄)と聖書というドストエフスキイ的な運命を背負って生き、苦難のなかソ連時代に終生キリストと共にあった「教会の人」フーデリがつかみとったドストエフスキイの本質。テキスト分析にこだわる文学理論派のドストエフスキイ解釈を排し、作家の心にあったキリスト教の思想に光をあてる原点回帰のドストエフスキイ論。
| 著者 | セルゲイ・フーデリ |
| 出版元 | 群像社 |
| 頁数 | 317頁 |
| 発行日 | 2006-07 |
| ISBN13 | 9784905821274 |
| ISBN10 | 4905821274 |
