ドキュメンタリー映画は語る
1989年にアジア初の国際ドキュメンタリー映画祭として始まった山形国際ドキュメンタリー映画祭の機関誌「Documentary Box」に14年間連載された、長期にわたる貴重なインタビュー・シリーズ。戦前のメーデー、従軍記録から成田空港建設反対闘争、水俣病、オウム真理教、若者にひろがる右翼運動まで――ドキュメンタリー映画は何を捉えてきたのか。そしていま注目されるセルフ・ドキュメンタリーは何を訴えているのか。日本ドキュメンタリー映画の歴史をたどりながら、その多様性と可能性、映画がといかける問題系がうかびあがる――。
著者 | 山形国際ドキュメンタリー映画祭東京事務局 |
出版元 | 未来社 |
頁数 | 486頁 |
発行日 | 2006-10 |