太宰治の表現空間
太宰文学の魅力は、その表現と文体にある。潜在二人称、女性独白体を視野に入れながら、小説の表現を中心に取りあげ、“彼自身”のものたらしめている表現特性、文体的特徴の具体的分析を通して、太宰文学が表現する空間の解明を試みる。
著者 | 相馬明文 |
出版元 | 和泉書院 |
頁数 | 298頁 |
発行日 | 2010-11 |
ISBN13 | 9784757605718 |
ISBN10 | 4757605714 |