アンドレとシモーヌ ヴェイユ家の物語
気むずかしくかんしゃく持ちの父アンドレ、現実感覚にまったく欠ける叔母シモーヌ、聖女のママンになった祖母セルマ、振りまわされてばかりの几帳面な祖父ベルナール、そして、叔母にそっくりな容姿で生まれてしまった「私」。ヴェイユ家の人々が「活き活き」とよみがえる。叔母シモーヌの死とともにばらばらになってしまった「家族」をつなぎなおすために紡いだ、“肯定”の物語。
著者 | シルヴィ・ヴェイユ |
出版元 | 春秋社 |
頁数 | 284頁 |
発行日 | 2011-05 |
ISBN13 | 9784393327067 |
ISBN10 | 4393327063 |