スターリンのジェノサイド
ウクライナ穀倉地帯の飢餓殺人、富農の撲滅、カチンの森のポーランド支配階級虐殺、国内の全政敵の粛清は、これまでなぜジェノサイドと認められなかったか。殺戮の背後には、つねにスターリン個人がいた。この独裁者の成り立ちを探り、さらにヒトラーによるユダヤ人絶滅という「公認の」ジェノサイドと真正面から比較して、この議論の今日的な意味を問う。
著者 | ノーマン・M.ネイマーク |
出版元 | みすず書房 |
頁数 | 192頁 |
発行日 | 2012-09-10 |
ISBN13 | 9784622077053 |
ISBN10 | 4622077051 |