被災した時間 3・11が問いかけているもの

2011年3月11日、三陸沖を震源とする巨大地震が発生した。東北大平洋岸には大津波が襲来し、福島第一原発では水素爆発が起きた―。この未曽有の大災害に、精神科医で被災地の出身者である著者はどう向き合い、何を伝えようとしてきたのか。本書は、日々深刻化する事態の中で手探りで続けられた全発言のドキュメントである。被災者のこころのケアから原発問題まで、日本社会が直面している課題を浮き彫りにする。
著者 斎藤環
出版元 中央公論新社
頁数 215頁
発行日 2012-08-25
ISBN13 9784121021809
ISBN10 4121021800

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