瓦礫の下から唄が聴こえる

浅間山麓の山小屋で週末を過ごすこと30年、自然と向きあいながら「血のつながらない新しい家族の形態」を模索してきた詩人が、東日本大震災発生で何を考え、どう行動したか。津軽三味線奏者2代目高橋竹山とともに被災地をめぐり、東北民謡発祥の地を訪れ、海から山を、山から海を思う。詩集『明日』により第20回萩原朔太郎賞を受賞した著者が綴った詩文集。
著者 ネイサン・ウルフ
出版元 みすず書房
頁数 229頁
発行日 2012-11
ISBN13 9784622077343
ISBN10 4622077345

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