死か洗礼か 異端審問時代におけるスペイン・ポルトガルからのユダヤ人追放

ドイツ・ユダヤ人ジャーナリスト、フリッツ・ハイマンは、アウシュビッツで殺害される2年前、その短い人生の最後に、「マラーノ年代記」(本書)と題する講演草稿を遺した。先行研究をはるかに超える彼の実証的マラーノ研究は、彼らが歴史の中でどのようにして生まれ、波瀾に富んだ長い歴史をどのように生き抜いたか、その真実像に迫るとともにユダヤ史研究を新たな方向性へと導く。
著者 フリッツ・ハイマン
出版元 行路社
頁数 211頁
発行日 2013-12
ISBN13 9784875344452
ISBN10 4875344457

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