近代ヨーロッパ宗教文化論
国家と宗教がせめぎあう世俗化の時代、人間の最期をみとったのは聖職者か医師か。「姦通」を罰したのは宗教か民法か。政治との緊密な関係を解かれ、宗教が文化へと接近していく過程を鋭利な作品分析を通して描き出す。宗教社会学、歴史学、法学との対話から導かれる「近代ヨーロッパ」の批判的考察。
著者 | 工藤庸子 |
出版元 | 東京大学出版会 |
頁数 | 621頁 |
発行日 | 2013-09 |
ISBN13 | 9784130101264 |
ISBN10 | 4130101269 |