絵画の臨界
近代以降の地政学的変動のなかで、絵画はいかなる役割を背負い、どのような運命に翻弄されてきたのか。浮世絵から極東モダニズム、植民地藝術、現代美術まで、「日本美術」「東洋美術」の揺れ動く輪郭を歴史的に見据えつつ、国境を跨ぐイメージと文化の相互作用を、その接触の臨界に立って考察する。
著者 | 稲賀繁美 |
出版元 | 名古屋大学出版会 |
頁数 | 770頁 |
発行日 | 2014 |