明治の青年とナショナリズム

明治中期、欧化主義の風潮に対抗して活動を開始した政教社と日本新聞社は、しだいに関係を深めて一体化した。その中心メンバーであった志賀重昂や三宅雪嶺、鈴木虎雄や陸羯南ら青年たちの思想と行動を丹念に読み解く。「日本」「日本人」とは何か、国家や民族のために何をなすべきかを模索した彼らの声に耳を傾け、近代日本のナショナリズム像を描く。
著者 中野目徹
出版元 吉川弘文館
頁数 342頁
発行日 2014-06
ISBN13 9784642038331
ISBN10 4642038337

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