井伏鱒二と戦争
被爆者の悲しみを静かに訴えかける『黒い雨』...。日本占領下(シンガポール)の庶民の日常を描いた『花の街』...。「庶民」の思想によって「戦争」に対峙した文学者の生き方は、「戦争をする国」が蔓延しだした現代にこそ、多くのことを示唆している。
著者 | 黒古一夫 |
出版元 | 彩流社 |
頁数 | 227頁 |
発行日 | 2014-07-31 |
ISBN13 | 9784779120343 |
ISBN10 | 4779120349 |