国策と犠牲
戦中、戦後、連綿と続けられてきた医療政策や科学技術が、国のほんの一握りの人たちにとって有意義である一方、多くの人びとに多大な被害や被災をもたらすものであった。現在、国民に徹底して「犠牲」を強いる「国策」は、その規模や凶暴性を増して推進されようとしています。その連鎖の構図をどこかで断ち切らねば、今後、私たちの生命(いのち)や生活(くらし)は、ますます追いつめられていくのではないでしょうか。
著者 | 米山禎一 |
出版元 | 社会評論社 |
頁数 | 369頁 |
発行日 | 2014-11-15 |
ISBN13 | 9784784515318 |
ISBN10 | 4784515313 |