江藤淳と大江健三郎
大江健三郎と江藤淳は、戦後文学史の宿命の敵同士として知られた。同時期に華々しく文壇に登場した二人は、何を考え、何を書き、それぞれどれだけの文学的達成をなしえたのか。また、進歩的文化人=左翼の大江と、保守派文化人=右翼であった江藤の言動から1950年代以降の日本の文壇・論壇とは一体どのようなものだったのかを浮き彫りにする。決定版ダブル伝記。
著者 | 小手川正二郎 |
出版元 | 筑摩書房 |
頁数 | 480頁 |
発行日 | 2018-08 |
ISBN13 | 9784480435330 |
ISBN10 | 4480435336 |