琉球文学の歴史叙述

『中山世鑑』『中山世譜』『球陽』などの王府による正史、王府の指示により提出された「地方旧記」や家譜、由来記、そして漂流者や外部者による記録や物語など、“琉球”の歴史は、さまざまな形式・表記・文体で語られてきた。編纂者や受容者をはじめとする人びとの意識、そしてウチとソトの視点が交叉し、物語としての「歴史」が創られていく様相を詳細に読み解き、複合的な視点から“琉球”の総体を把捉するための基盤を提供する。
著者 伊高浩昭
出版元 勉誠出版
頁数 436頁
発行日 2015-07-06
ISBN13 9784585290988
ISBN10 4585290982

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