マラルメの辞書学
19世紀後半のフランスで、一介の中学教師として英語を教えていた大詩人は、『英単語』という奇妙なテクストでいったい何を企図していたのか?マラルメ詩学の基礎をなす、文字や音のもつ神秘とその歴史性についての言語学的認識を、当時の古典語をめぐる教育文化・政策やヨーロッパ辞書学の系譜に位置づける前人未踏の探究。
著者 | 阿部公彦 |
出版元 | 法政大学出版局 |
頁数 | 420頁 |
発行日 | 2015-09 |
ISBN13 | 9784588495113 |
ISBN10 | 4588495119 |