有限性の後で
この世界は、まったくの偶然で、別様の世界に変化しうる。人文学を揺るがす思弁的実在論、その最重要作、待望の邦訳。序文:アラン・バディウ「カンタン・メイヤスーの最初の一冊にして代表作である本書は、さほど長いものではないが、濃密に書かれた書物だ。アラン・バディウが序文で述べるように、これは一種の「証明」の試みに他ならない。何を証明するのか。ひとことで言えば、事物それ自体を思考する可能性があるということの証明である。カントの用語を使うならば、本書は、私たちを「物自体」へ向けて改めて旅立たせるものである、と紹介することもできるだろう。」(訳者解説より)
著者 | カンタン・メイヤスー |
出版元 | 人文書院 |
頁数 | 235頁 |
発行日 | 2016 |
ISBN13 | 9784409030905 |
ISBN10 | 4409030906 |