色覚差別と語りづらさの社会学
色覚少数者の名状しがたい生きづらさは何に起因するのか!制度的な差別が撤廃されたかと思えば非言及と無顧慮が支配し、その反動で再び当事者の自覚の必要が強調される...。相互行為論の観点から、色覚と社会について書かれてきたものを読み解き、いかにして当事者の言葉が失効させられ、どこにオルタナティブの芽が出ていたのかを探る渾身の書。
著者 | 徳川直人 |
出版元 | 生活書院 |
頁数 | 316頁 |
発行日 | 2016-01-25 |
ISBN13 | 9784865000481 |
ISBN10 | 4865000488 |