日本人のシンガポール体験

かつて欧州航路の寄港地であったシンガポール。文学者の二葉亭四迷、夏目漱石、永井荷風、井伏鱒二、画家の藤田嗣治、映画監督小津安二郎、春ひさぐ「からゆきさん」から暗躍するスパイまで、ここには多くの日本人が降りたった。幕末から明治、シンガポール陥落後の昭南島といわれた日本軍の占領下から戦後に日本人戦犯が処刑されたチャンギー監獄、現在の経済発展まで、日本人はどう南洋都市シンガポールをみつめ表象してきたのか。
著者 西原大輔
出版元 人文書院
頁数 310頁
発行日 2017-03
ISBN13 9784409510742
ISBN10 4409510746

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