アジアの思想史脈

交響するアジアの思想。ここに伝えてほしい思想がある...アジアにおける思想空間と人びとの旅路。日清・日露から安重根事件、韓国併合、辛亥革命、満洲国まで...日本を結節点として、アジアは相互に規定しあいながら近代化をすすめた。近代日本の国家デザインはどのようにえがかれ国民国家形成がなされたのか?戦争の世紀に抗して芽生え受け継がれてきた平和思想の史脈とは?アジアであるとは何なのか、そして未来へアジアはどう連携していくのか。グローバルな視点のなかにアジアの思想と空間を問い直し、境界と想像を越えた思想のつながりを描き出す。
著者 山室信一
出版元 人文書院
頁数 374頁
発行日 2017-04
ISBN13 9784409520659
ISBN10 4409520652

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