不当な債務
“不当な債務”(汚い債務)という概念は、両大戦間期にまで遡ることができる。「国民や市民が、自らの利益に反して、合意なしに負わされた債務であり、しかも債権者は、国民や市民の利益に反していることを知り尽くしている債務」のことである。本書は、豊富な資料・事例をもとに、公的債務の歴史やシステムを分析し、その不当性を明らかにし、未来への指針を示した、欧州で話題の書である。
著者 | フランソワ・シェネ |
出版元 | 作品社 |
頁数 | 240頁 |
発行日 | 2017-07 |
ISBN13 | 9784861826207 |
ISBN10 | 4861826209 |