原発は終わった

2017年3月、東芝は子会社のウェスチングハウスの連邦破産法11条を申請し、全社的に原発事業からの撤退を決定した。このことは、発電産業の世代交代と原発が世界的に市場から敗退しつつあることを意味し、福島原発事故の帰結でもある。本書はプラント技術者の観点から、産業としての原発を技術的・社会的側面から分析し、電力供給の代替手段がないわけではないのに、甚大なリスクを冒して国土の半ばを不住の地にしかねない手段に固執する政策の愚かさを説く。
著者 筒井哲郎
出版元 緑風出版
頁数 264頁
発行日 2017-12-20
ISBN13 9784846117214
ISBN10 4846117219

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