21世紀のソシュール

ラング/パロール、シニフィアン/シニフィエ、“言語論的転回”...フランス現代思想の潮流とともに喧伝された「ソシュールの思想」とは、膨大な草稿を残した言語学者の企図にかなっていたのだろうか。言語によって世界を整理区分するのではなく、むしろどこまでも曖昧になってしまうことに遅疑逡巡するソシュールが浮かび上がってくる。
著者 松澤和宏
出版元 水声社
頁数 340頁
発行日 2018
ISBN13 9784801003231
ISBN10 4801003230

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