ゲノム編集と細胞政治の誕生
“iPS細胞”と“ゲノム編集”の時代に、本当に必要な生命倫理とは?細胞生物学者たちが「倫理規制」に積極的で、生命倫理学者たちが「規制緩和」に積極的に見える「奇妙なねじれ」、その裏に見え隠れしている思惑とは何か。偶発的な「動物のヒト化」など、人間と非-人間のあいだに横たわるグレーゾーンの増大と、いままさに引かれようとしている新たな「生の線引き」に対して、私たちに何ができるのか。
著者 | 粥川準二 |
出版元 | 青土社 |
頁数 | 266頁 |
発行日 | 2018-05 |
ISBN13 | 9784791770731 |
ISBN10 | 4791770730 |