文化の枢軸

国際情勢がますます緊迫化していく1938年11月、日本とナチ・ドイツは文化協定を締結し、両国は文化・学術面においても連携を強めたように見えた。しかしこの協定は「ユダヤ人問題」に象徴されるナチ人種主義に起因する両国の文化摩擦を顕在化させるものでもあった。協定の成立をめぐる政治過程と、敗戦に至るまでの両国の「文化協力」の実態を描く。
著者 清水雅大
出版元 九州大学出版会
頁数 253頁
発行日 2018-09
ISBN13 9784798502403
ISBN10 4798502405

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