幽霊の歴史文化学
本来、目に見えないはずの幽霊―しかしこれまで日本人は、それを文学作品や映像コンテンツによって描いてきた。「幽霊」という言葉の意味は時代によって変遷し、それはときに現代人の多くが想像するものと大きく異なる。人びとは幽霊をどう感知し、それを表象するためにいかなる工夫をしてきたのか、幽霊になにを求めたのか。歴史学、メディア学、文学、美術史学、宗教学、社会学、民俗学等さまざまな研究分野から日本人の精神世界の一端に迫る。
著者 | 松本健太郎 |
出版元 | 思文閣出版 |
頁数 | 313頁 |
発行日 | 2019-02-28 |
ISBN13 | 9784784219643 |
ISBN10 | 4784219641 |