
彼自身によるロベール・ブレッソン
映画史上の真に偉大な巨匠が自身の全作品を語り尽くす。その言葉は、『シネマトグラフ覚書』と同じく簡潔で揺るぎない響きを宿しているが、喜びや憤り、さらには逡巡や疑念の跡すら見てとることができる。ゴダールとは激論を交わし、デュラスやクロソウスキーらが語る。孤高の苛酷な思索を、具体的な事例によって、時にはユーモアを交えて、豊かに発展させ、ここに完全なる芸術としての《シネマトグラフ》が立ち現れる。図版多数。
著者 | ミレーヌ・ブレッソン |
出版元 | 法政大学出版局 |
頁数 | 388頁 |
発行日 | 2019-04-06 |
ISBN13 | 9784588420191 |
ISBN10 | 4588420194 |