紅茶の帝国
17世紀にロンドンで初めて市民に提供されて以来、そのエキゾチックな風味、色、香りによってイギリス人を魅了し続けてきた紅茶。19世紀以降は「イギリス的生活様式」の中心として国民のアイデンティティ統合のシンボルとなった―「アジアの葉」から作られるこの不思議な飲み物は、過去400年間のイギリス社会・文化において、どのように消費、受容、表象されてきたのか。本書は、歴史、文学、科学、美術、社会史、商業史等の諸分野を自在に横断し、多角的かつ新鮮な視点から紅茶文化史を紐解くことで、この問いに迫る。
著者 | マシュー・メージャー |
出版元 | 研究社 |
頁数 | 541頁 |
発行日 | 2019-08 |
ISBN13 | 9784327377472 |
ISBN10 | 4327377473 |