医学教育の歴史

西洋と日本医学の知はどう継承されてきたか。医師養成と知識継承の歴史初の全体像。古来、医学教育は当時最新の知識や技術を学生に教え、医師を養成してきた。西洋および日本の医学教育は、中世・近世期にはどのような知や制度に依拠し、また19世紀以降の近代医学はそれまでの人間観をどう変えたのか?学問史的見地から、大学医学部での教育内容の変遷や、日本の蘭方医による学問受容・形成過程に光をあて、現代にいたる基礎/臨床医学教育のパラダイム移行を概観する画期的論集!
著者 坂井建雄
出版元 法政大学出版局
頁数 585頁
発行日 2019-03

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