シリア 震える橋を渡って
二〇一一年三月、ついにシリアにも“アラブの春”が波及し、人々はアサド政権の崩壊を目指して抗議活動に立ち上がった。恐ろしい暴力に晒され、祖国から逃れなくてはならなかったにもかかわらず、人々は今もその夢をあきらめていない。満杯の監獄に押し込められ、誰かの遺体の上で眠るしかなかったと語る男性、シリア人には尊厳などないと嘆く女性...。彼らが語ったシリアの現実とは。
著者 | ウェンディ・パールマン |
出版元 | 岩波書店 |
頁数 | 236頁 |
発行日 | 2019-08 |
ISBN13 | 9784000613576 |
ISBN10 | 400061357X |