良い占領?
戦後のアメリカは、日本とドイツで行った自らの統治政策を「良い占領」のモデルとみなし、イラク占領等を正当化する材料として長く利用してきた。だが勝者による征服は、本当に「平和」と「正義」の実現を意味していたのか。兵士たちが残した手紙や日記を辿り、性・階級・人種をめぐる軍政下の実像に迫る労作。
著者 | スーザン・L・カラザース |
出版元 | 人文書院 |
頁数 | 491頁 |
発行日 | 2019-09 |
ISBN13 | 9784409510810 |
ISBN10 | 4409510819 |