夏目漱石と帝国大学

漱石自身の努力と戦略、置かれた創作環境、そして当時の文壇や社会の状況。様々な条件が重なり今日の「漱石像」はつくられていった。その過程を「職業作家以前」、「専業作家時代」、「死後の名声」の三期に分けて分析し、他の作家と較べて漱石の何が特異であったか、いかにして卓越的存在と成り得たのか、「帝国大学」との関わりをたよりにその要因を追究する。
著者 大山英樹
出版元 晃洋書房
頁数 275頁
発行日 2020-03
ISBN13 9784771032606
ISBN10 4771032602

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