魯肉飯のさえずり
ママがずっとわたしの恥部だった―「もしも、あたしが日本人ならと思う」就活に失敗し、逃げるように結婚を選んだ桃嘉。優しい台湾人の母に祝福されるも、理想だった夫に一つ一つ“大切なもの”をふみにじられていく―ことばを超えて届くのは、愛しいさえずり。台湾と日本のはざまで母娘の痛みがこだまする。心の声をとり戻す長篇小説。
著者 | 温又柔 |
出版元 | 中央公論新社 |
頁数 | 267頁 |
発行日 | 2020-08 |
ISBN13 | 9784120053276 |
ISBN10 | 412005327X |